御社の取扱商品について教えてください。
当社は水産加工食品、主に「魚」をメインに製造から販売まで行っています。中国山東省莱陽市に構える工場では約20種の魚を取り扱っており、骨なし切り身・塩焼き・みりん焼・西京焼きなどへの加工を手がけています。
当社「過熱蒸気式スーパーオーブン」導入のきっかけを教えてください。
清本鉄工様とは、17〜18年ほどのお付き合いになります。当社の関係者が以前所属していた企業と清本鉄工様が『良い焼き魚を作りたい』という目的のもと、合同で開発したのが「過熱蒸気式スーパーオーブン」でした。現在導入しているのは、当時のタイプのもので、2ラインの大型設備を1台導入しています。
当社「過熱蒸気式スーパーオーブン」使用のメリットを教えてください。
最大のメリットは「歩留まりがよい」という点です。煮魚にする前に前処理として一度焼くのですが、通常『カード』と呼ばれる水溶性タンパク質が表面上に浮き出てきてしまいます。しかし清本鉄工様の過熱蒸気式スーパーオーブンは、熱伝導率が高く、表面を素早く熱することができるため、美味しさを中に留め、ふっくらと焼き上げることができるんです。これは他の機器や焼き方にはないメリットだと思います。美味しさを留めた状態で、素早く大量にできるので非常に満足しています。
また、加熱条件を細かく設定できる点も大きなメリットではないでしょうか。例えば魚の中心温度は50−60度、表面は75度にするなど、細かい調整が効きやすい。自社の商品にこだわりを持つ企業には最適です。フライ関係にも活用でき、多様な目的で使用できるというのも大きなメリットですね。
長期間同一機器を使われていますが、これまで大きな故障はありましたか?
大きな故障は一度もありません。他社メーカーよりも構造がシンプルで、電気制御部分も少ないので、その分耐久性もあるのかもしれません。これだけ効率良く商品を製造でき、かつ長期間使えるという点ではコストパフォーマンスは良いと思います。他社の機器の中には、故障が多いものや、掃除が大変なものもありますが、清本鉄工様の機器にはその心配はないので安心して使用できています。
当社「過熱蒸気式スーパーオーブン」導入を検討されている方へメッセージをお願いします。
これから食品市場では、より一層「良いもの」「美味しいもの」が求められる時代になっていくでしょう。日本で販売する場合は特に、高い品質や価値を求められます。こだわりの商品を作りたいと考え、予算に見合っていると判断されるのであれば、ぜひ清本鉄工様の「過熱蒸気式スーパーオーブン」の使用をオススメしたいですね。